H.264動画再生はDivX H.264 Decoderで決まり!

H.264は高解像度動画の圧縮フォーマット。

再生には対応したコーデックが必要になる。今までCoreAVCコーデックを使ってきたが、たまにコマ落ちする、マルチモニタ環境で動画再生ウィンドウをモニタ間で移動させると固まるなどの問題が発生していた。


ところがひょんなことでDivXコーデックのフリーパッケージに、H.264デコーダが含まれていることがわかった。そこで試しに使ってみると、1080p(1920 x 816)の動画も難なく再生し、CPU使用率もCoreAVCより低く(20%〜50%程度)、非常に優秀なデコーダではないか!
今後はこのコーデックでHD動画を再生したいと思う。


以下ダウンロードとインストール方法

(1) http://www.divx.com/ja/products/software/windows/divx からDivX 7のFree版をダウンロードし、インストールする。
(2) MediaPlayerClassic HomeCinema(以下MPC)のOptions - External FiltersにDivX H.264 Decoderを登録し、ラジオボタンをPreferに設定

(3) これでMPCでDivX H.264 Decoderによって、動画が再生されるはず。

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※我が家の環境では、一部の動画の再生で音声が聴き取りにくい(人の声だけが遠い)問題が発生した。これはDivXに含まれているAACコーデックが、動画中の5.1チャンネルサウンドを、2チャンネルステレオサウンドにうまく変換できてないためだと思われる。つまりオーディオのデコーダを変えてやれば良い。以下の方法で解決した。

  • CoreAAC Audio DecoderをMPCのExternal Filtersに登録してやり、Preferにセットする

映像はDivX H.264 Decoder、サウンドはCoreAAC Decoderを使うのが今のところ、ベスト動画再生環境と言えそうだ。

(参考)
DivX H.264 Decoder 8.1 軽くてフリーなMPEG4 AVC再生フィルタ
 CoreAVCコーデックとの負荷比較などしてます。CoreAVCよりは少し劣るという結論のようですが、DivXコーデックのβ版での評価であることは留意する必要があります。