OSX MavericksはApacheを再インストールしてしまうが慌てなくていい

多くのMacユーザがMavericksにアップデートしたことだろう。
特に開発者の人はアーリーアダプターが多いから、殆どの人がアップデートしたのではないか。

さて、ちょっとMavericksインストール後にびっくりしたことがある。
ローカルで動かしていたMAMPApacheが動かなくなり、http://localhostにアクセスすると「It works!」なんていう、サーバインストールしたてですと言わんばかりの恥ずかしいメッセージが出るようになってしまったのだ。どうやらMavericksは、OSアップデート後にApacheをも再インストールし、自動でそいつを起動するように設定されているらしい。
だからMAMPApacheが起動できなくなっていたのだ。違うApacheが起動しているのだから、設定が初期状態に戻っているので、自分の作ったアプリが動かないのも当たり前だ。ちょっと慌てたが、以下の手順でもとに戻すことができた。

OSX標準付属以外のApache(MAMPとか)を使っている場合
  1. sudo apachectl stop
  2. MAMPApacheを起動
OSX標準のApacheを使っていた場合

もし、OSXに付いているApacheを以前も使っていた、という場合は以下の方法で以前の設定を復元できる。
以前の設定だが、このファイル(/private/etc/apache2/httpd.conf.pre-update)に保存されている。
httpd.confにリネームするか、DIFFで差分をとって必要な箇所のみコピーし、以前の設定状態に戻してから
sudo apachectl stop , sudo apachectl start で再起動すると良い。
(もちろん、httpd.confのバックアップは忘れずに)