寝過ぎで頭痛には理由があった

hosikiti2009-04-02

最近、偏頭痛がよく起こる。
とくに、朝起きて眠くてもう一度寝たり(つまり二度寝)、
睡眠時間が8〜10時間ぐらいで起きる。


なんとなく、二度寝はしないほうが良さそうだと感じていたのだが、
ちょっと調べてみたら二度寝と偏頭痛の関係がみえてきた。


そもそも偏頭痛は、頭の中の血管が膨張することで発生するといわれる。
二度寝などで寝過ぎると、身体の血のめぐりが悪くなる。その結果、血行を良くしようと血管は膨張する。そのとき、血管を収縮させるセロトニンが放出され、これによって血管はいったん収縮する。しかしその後、セロトニンは消滅する。その結果、再度血管が膨張する。そのとき、血管周りの神経を刺激して偏頭痛が起こるのである。


なお偏頭痛のメカニズムを説明する学説には諸説あり、この血管収縮説はもっとも古典的なものである。反論も多々あるようだが、寝過ぎによる血行不順が血管膨張を起こし、セロトニンを誘発し頭痛になるという論理には説得力がある。疲れを取るはずの睡眠が、逆にその日一日の活動を著しく制限する偏頭痛に結びつくとは皮肉なものだ。


さて、メカニズムがわかったところで、どうすれば予防できるのだろう。
簡単なことだ。睡眠時間を設定し、その時間を超えて二度寝しないことだ。


では適切な睡眠時間はどのくらいか。
自分の場合は、おそらく6時間が適切睡眠だろう。
今日は7時間+1時間(二度寝)の睡眠だったが、若干の偏頭痛に見舞われている。眠りのサイクルは90分といわれるので、7時間で起きたときに眠かったのは、眠りが深いときだったからだと思う。つまり、90分x4=360分(6時間)ならば、目覚めも悪くなく、頭痛も起こりくいはずである。


この「6時間睡眠による偏頭痛解消」仮説で、しばらく生活を送ってみようと思う。


参考URL
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=678102
http://www5b.biglobe.ne.jp/~yakugaku/migraine%20headache3.html
http://anmin-kaimin.net/archives/20/55/009099.html

(写真は偏頭痛時に自分が服用しているセデス・ハイ)